設計思想 | 開発の歴史

経験と情報を積み重ねて、機能性や安全性の向上のために活かしてきました。

最高品質を追求してきた創業時代からの精神

1921年、創業当初のシマノが目指したのは、自転車部品で最も作るのが難しい後輪のギヤの部分「フリーホイール」の製造でした。数々の失敗を重ねながら、1924年、遂に満足のいく品質の製品が完成。「世界一のフリーホイールをつくろう。」を合い言葉に目指したその高い品質が認められ、日本の多くの自転車に使われる製品になりました。

一般の人々にも使える内装変速機への挑戦

内装変速機はチェーンが外れにくく、ケースに入っているため長期間メンテナンスフリー。戦後当時は、大型で重い海外製品しかなく、軽くて使いやすい製品(3スピードハブ)の開発に取り組みます。さまざまな困難に打ち勝ち、開発に成功。<世界でいちばん小さい3スピードハブ>というキャッチフレーズで日本と米国で発売されました。

部品単体からコンポーネントという発想へ。

より高い性能を求めるためには、部品単体の開発では満足のいくものができませんでした。そこで生まれたのが、さまざまな部品同士を高いレベルで関連づける開発思想、「システム・コンポーネント」という発想です。そして、この思想を用いた最高級レース用コンポーネント「デュラエース」が誕生。1970年代以降、ヨーロッパの数々のレースで勝利を生み出しました。

最も過酷なマウンテンバイクレース用部品の開発へ。

1976年、北カリフォルニア。道なき道をジャンプしながら疾走する自転車の遊びが流行。過酷な環境の中で使われる自転車部品は、新しいものづくりの可能性を秘めたものになるに違いないと、全社を挙げて開発に取り組みました。1982年に発表された専用コンポーネント「ディオーレXT」は、MTBパーツの代名詞に。その中で生まれたブレーキと変速シフターを一体にする機構(STI)は、ロードレース用にも発展し、デジタル制御の変速システム「Di2」も登場。今では一般の方々にも使える技術として広がりつつあります。

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